『俺の甲子園』というゲーム
ざっくりゲーム性説明
『俺の甲子園』はそれなりにありふれたシステムのブラウザゲームだ。自身は監督としてガチャを回して部員を集め、育て、戦う。最終目標はタイトル通り甲子園に行くこと。別に、優勝してしまっても構わんのだろう?(無理)
このゲームの最大の特徴は、相手も監督をしている同じプレイヤーであり時間の進み方はリアルに則り1日24時間ということだ。
毎日練習をして、1日1〜2試合をこなし、成長を見守る。この作業は10分ほどで終わる。これを365日続けて遊ぶゲームなのである。
(たま〜にYouTubeとかの広告でこのおじさん見るけど、これが俺の甲子園だよ!!!)
いちプレイヤーの感想
まあ要するにこのゲームでいう高校野球の監督とは、イコール審神者やプロデューサー、コーチである。
それにになりきって、選手を育てていく過程が楽しいと感じられる人はこのゲームにとっても向いているよ!!
諸々のキャラ育成ゲームはキャラクターが既に用意されていて、それを愛でるものだけれど「俺の甲子園」はキャラグラフィックがなく、生徒の名前は十人十色の完全ランダムで生徒の能力も人それぞれ。
つまり名前と能力以外は全部妄想で補完していい!完全にウチの子を愛でるゲーム!!すごい。
(画像は1年生大会用オーダー みんな1年生)
ゲーム的には、生徒の能力が数値化されて合成したり覚醒したりで実力やポテンシャルを高め、日々の練習や練習試合から積み重ねて成長していくというのが大筋だ。
これをリアルで365日×3年間で部活動引退。わりと途方もないことだけれど、これが魅力なのだから仕方ない。
だからこそ湧く愛情もあるし……。
先日も創部した時1年生だった子達がわりとあっさり負けちゃって引退したので、めちゃくちゃセンチになってるマン……。
あの子は大学に進学して野球続けてるだろうし、あいつはきっと大学デビューしてウェイになるだろうな……みたいに幸せな進路をひたすら妄想し続けて「いや、ノーダメだから(笑)」と、無意味な強がりをしょんぼり続けてる。
下画像は我がチームの中軸を打つ岸本 輝。
今現在2年生で、3年生が今年の夏の大会で引退した後は主将も務める俊足巧打の頼れるヤツ。
今現在は打走Bと優秀だが、最初からそうだったわけではない。入部したての頃は、レベルMAXにした状態でも打C走B守Eと何とも守備に不安のある非力なバッターだった。
彼がここまで成長出来た理由は日々の練習を欠かさずやった私と彼の努力だ。わしが育てたと言っても全く過言でない。
大会という名のイベント
このゲームは毎年同じ時期に同じ大会が開催される。ゲーム自体が現実に即しているのでわりとリアルにもある大会名だ。
春のセンバツ、夏の甲子園、秋の選手権……リアルにもない大会は一年生大会くらいだ。1年生は2年生に埋もれて選手権に出られない可能性があり、選手を愛でるゲームとしては失格なのでそのために設けられている。
これら大会は実質的なイベントに当たるのだが、トーナメント形式なので基本的にいくら課金しようが、負けるとそこで終わり。
次のあなたはもっと上手くやってくれるでしょう……になるわけで、これには多少運要素も絡まって強豪校が軒並みジャイアントキリングで早々といなくなったり、無名の弱小校が破竹の快進撃をしたりするのがこのゲームの面白いところであり、悪いところでもある。
イベントを突き進めば甲子園に近づいて行くことになるけれど、北海道ですら1,000校超え、全国のアクティブユーザーは約16,000校に達しているこのゲームであるから、甲子園の49枠に入るのはなかなか難しいよね〜という話だ。
愛が試されるゲーム
身も蓋もないこと言うと「俺の甲子園」はブラウザゲームなので基本的にポチポチゲーだ。
日々の練習は【指導!】というボタンをひたすら連打するだけだし、たまにドロップするNの生徒をURのエサにするという監督にあるまじき行為を繰り返す。これを一年通してやるゲームだ。
それでも練習試合は選手個々人の成績が見れたり、他校の監督とSNSや掲示板を通じてあいさつや情報交換が出来たりと、わりとポチるだけで終結しない面白さというものがこのゲームにはあると思う。
ちょっとでも「面白そうだな〜」と思った人はみんなやろう!でも北海道に来たらライバル増えるから!!やめて!!!(歓迎)
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