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日々の雑感が惰性で書かれた怪文書

推し>恋人

※この投稿は私の独断と偏見による意見です

推しは星の数だけ

世の中には様々なコンテンツが溢れていて、一定層のファンを獲得したものが数年、数十年と生き残り2019年も親しまれてきている。古くから愛されているドラえもんサザエさん、まる子ちゃんなどは、今現在でも非常に多角的な需要がある。他にもグループ系列として、ジャニーズや坂道グループ、韓流アイドルなども広くファンが存在し、アイドルマスターシリーズや東方project、最近で言うとヒプノシスマイクなどもコンテンツとして挙げられるだろう。

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現実のパートナーはひとりだけ

さて、「推し」は広義で捉えると「好きな人」に値する訳だが、好きな人といえばパートナーである。平たく言えば恋人だ。

それぞれへの愛の量を天秤で量るのは無粋なので、単純に交際費など消費した金額で比べてみよう。間違いなく推している費用が勝つと思う。これの多くは遠征のための交通費、物販で購入するファン向け価格のグッズ類、コンサートそのもののチケット代金など、多岐に渡る用途が原因だ。この貢ぐ金額の大小をパートナーがどう思うかというのは、その人の考えによるだろう。

キングブレード one1R (ワンアール)

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佐藤 on Twitter: "推しと恋人のどちらが大事かってこれ究極の命題でしょ"

 

 

私の個人的な経験則

自分の経験としては大体カップルとしての交際費用は一人あたり月1万くらい。対して推しは毎月ではないけれど、ひとたび遠征で飛べば5〜10万円くらいになる。1回のデート費用と考えたら言うまでもなく負けているし、合計金額でもかなり離されている。その他遠征・ライブ以外の費用(ブルーレイ盤購入費用、ファンクラブ入会金etc)がかさむので、最終的な年単位での差は私も把握出来てないけれど、とんでもないことになってそうだ。

 

「推し事」している恋人を愛せるか

結局愛情の量とか金額というのはハリボテの建前でしかなく、そこにある感情は嫉妬そのものだと思う。究極的に言えば、『自分以外の誰かが好きな状態の人』を愛せるのなら、それはカップルとして成立するし、それ以外の例も少なからずあるだろう。自分も推しがいるから相手にも寛容であったり、推しとは偶像なので現実の恋人とは別と考える人もいるはずだ。

愛の形は多種多様なので、結論として無理だとしても、それも一種の愛情なのだと思う。

 

佐藤 on Twitter: "結論が出せない道徳的なタイプの問題 教科書に載るのもそう遠くない"