「うま塩」ってうす塩と何が違うの?
ポテトチップスやその他ジャンクなお菓子によく用いられる「うま塩」。うす塩やのり塩ならば以前から親しみがあるが、それの単純に旨いverならば、うす塩の存在価値とは…?
近年であればコンビニエンスストアのうま辛チキンや、某KFCのうま塩チキンなども挙げられる「旨み」の部分。商業的な意味合いでも注目されている旨みとは一体なんなのだろうか。
そもそも、旨いとは何か?
近年、甘み苦み辛みなどと同列に扱われる「旨み」という言葉から説明する。
うま味(うまみ[1])は、主にアミノ酸であるグルタミン酸、アスパラギン酸や、核酸構成物質のヌクレオチドであるイノシン酸、グアニル酸、キサンチル酸など、その他の有機酸であるコハク酸やその塩類などによって生じる味の名前。五基本味の一つ[2]。旨み、旨味とも書く。(Wikipediaより引用 原文ママ)
1908年に昆布だしの中から旨み成分が検出されたようだ。その名前は「グルタミン酸」だが、この名前はそれなりに身近な言葉だとは思う。「ダシ」とはつまり塩気ではなく旨みであったということだろう。それから続々と旨み成分が見つかり、今に至る。
うま味の代表格「味の素」
旨みといえば、今はもう世界中から評価を受けている「味の素」だと思う。食用グルタミン酸販売の先駆けである同社は今では、ほぼ味の素のみを売っているにも関わらず総資産が1兆円超という大企業になっている。調味料会社としては、言うまでもなく異例だ。
うま塩とは?
とどのつまり旨み成分と塩分を混ぜた特殊調味料を使っている商品ですよ、ということだろう。また、他の醤油や砂糖、ごま油とも合うと思われる。ご家庭でも味の素と食塩を混ぜてもやし、レタス等と和えても美味しいという事だ。お試しあれ。